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「女子と一緒に入る温泉は最高だな! あれやこれがふんふんで最高!」
「白湯ちゃん、温泉に来たからってはしゃぎ過ぎじゃない?」
「はん、そんな事いって雪女よお前のほうこそはしゃいでいるじゃないかゴーグルに水鉄砲に浮き輪……、ておかしくない!?」
「何もおかしくないですよただ寒さに飽きたのだけです」
「黒髪ロングをバサッとしながら裸で決めポーズされても……」
「貴女には私の苦しみがわからないでしょうね!」
「何が!?」
「秋田の山奥で暮らす私の苦しみが! ネットで惰眠をむさぼりたまに会うなまはげをボロクソに罵り堕落と栄光を手にいれた私の苦しみが!」
「意味わからん」
「なまはげなんて見かけだけで怖くないのに嫌われたんですよ!」
「あ、ちょ」
「しかも、しかも」
「雪女さん、あのそれ以上ん、あっ」
「だからですね……」
「んあああんああ」
「はっ、すみません近づき過ぎました」
「はぁ……はぁ……大丈夫少し突起がふれあっただけだから大丈夫」
「本当に大丈夫ですか白湯ちゃん? なんだか顔が赤いですよ」
「とりあえずもう一度温泉に入り落ち着こう」
「そうしますか」
「(体のうずきがなんだか止まらないような)」
「(またやってしまいました。自分の事になるとどうしても近づいてしまって駄目ですねでも、白湯ちゃんの肌柔らかかったな……)」
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