~ 再会 ~

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『ったく、柄にもね~・・・何してんだか』 きっと、この奥には誰もいない 『俺も大概にしてガキだな』 自分を笑ってみても襖を開ける力が出ない 手をかけたまま、視線を落とす 俺には小十郎がいる 今更ブレたりしない 大丈夫だ! そして、この奥には誰もいない いる筈がない
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