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沙「私をバカにするのはいいけど、お父さんたちをバカにするのは許さない!!」
駿「そうだよ、父さん。……僕だって父さんや母さんを侮辱されたら怒るよ。」
会長のお父さんが驚いたような顔をした。
真「駿……お前は私のことを嫌っていないのか?」
駿「好きでも嫌いでもない。」
え!?
ここは好きって言うべきところじゃないの!?
駿「……でも、尊敬してます。」
そう言って微笑む会長は少しかっこよかった。
駿「僕は本当に先生になりたいんです!!」
真「……仕方ない。そこまで言うならやってみろ。」
沙「会長よかったね♪」
真「ただし、条件がある。」
え?
駿「条件……。」
真「沙弥さんに勉強を教えていただろう?次のテストの沙弥さんの順位次第で考えてやる。」
……はい?
私、もしかして責任重大?
駿「父さん……。僕、がんばります!!」
真「よし、もう部屋に戻っていいぞ。」
その言葉を聞いて会長は
私を急かしながら部屋を出た。
私が反論する暇もなかった……。
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