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会長の部屋に戻るとみんながニヤニヤしながら待っていた。
要「おかえり~。」
雷「お説教、どうだった?」
駿「始めて意見を聞いてくれたよ。沙弥ちゃんのおかげかな?」
横にいる私を見てみんながギョッとした。
陽「はぁ??沙弥のおかげ?ないないないない??」
沙「陽ちゃん先輩ひどい!本当だし。」
駿「陽太、本当だよ。沙弥ちゃんに怒鳴られて目が覚めたんだ。」
要「会長~よかったねぇ。」
会長に抱きつく山科 要。
ちょっとイラっとした。
沙「会長、早く計画立てよ?私の成績あげないとと夢が叶わなくなるよ。」
駿「そうだな。僕の夢を叶えるにはみんなの協力が必要なんだ。……手伝ってくれないか?」
みんなに向かって深く頭を下げた会長。
……そんなにしないといけないくらい私はバカなのか(笑)
雷「会長の望みとあれば手伝うしかないよなー。」
要「僕も手伝う!」
勇「……手伝わない理由もないし。」
陽「沙弥は筋金入りのバカだもんなー。」
陽ちゃん先輩、私をバカにしすぎ!
雷「じゃあ決まりだな。」
駿「あぁ。」
会長はニコッとして私の肩を叩いた。
駿「沙弥ちゃん。これから地獄の勉強会だから……覚悟してね?」
沙「うう…。頑張ります……。」
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