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「…何してるの?」
『今、オレのハートがブレイクした』
「意味分からない」
そんなやり取りをしてたら家のドアが開いた
「あらぁ日向くん」
…最悪
『おぉお母さん!今日も綺麗っすね』
うふふ、と微笑むのは間違いなく私のお母さん
毎日、家の前で私の邪魔をしてる日向くん
その中で、最悪なことに買い物帰りの母の荷物を持つのを手伝った日が何度かあった
だから、母は日向くんをすっかり気に入ってしまい今では
「日向くん~美味しいお菓子頂いたの、寄っていって」
なんて言って日向くんを家に上げてしまう始末
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