僕のスタート

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 まだ陽が高いそんな時間。帰宅する道、初めての道で、僕は一人うつ向きながら帰る。周りを見ても自分と同じ服を着た人たちが 帰宅している。  初日の入学式だったため 時間はそこまでかからなかったのだ。  しかし僕は入学式もこの帰り道も、来たくなかったし通りたくなかった。  そう自分に語りかけながら僕は歩き続けた。
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