僕のスタート

7/11
前へ
/74ページ
次へ
 バタンッ 大きな音を立て、僕はドアを閉めた。イライラしていたのか、友達のことを聞かれたのが辛かったのだ。 「しかし違う、僕には友達がいる、僕の部屋の中にたくさんいるのだ」と、そう呟き、鞄を床に投げ、机の椅子に座り、椅子を180度回転させ、目線を棚に向ける。そこには多くの美少女たちの姿がある、それは喋りもしない、動きもしない。しかし僕に取っては天使たちだ。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加