僕の高校生活

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「痛ッ!」と、僕は声をあげ、背後にいる誰かを確認するため僕は後ろに振り返った。 「あ、あぁ、えっと、ご、ごめんなさい」と、必死に謝る女の子の姿があった。その声は高すぎず、低すぎない心地よい声をしていた。彼女の顔を見ると頬の上を涙で濡らしていた、いやいや、そんなことより僕は彼女のある部分に目を引かれた。 「で、でかい……」と、つい思ったことを漏らしてしまった。彼女は頭にハテナマークを浮かべていた。  いったい何がでかかったかというと、彼女の身長である。僕が小さいだけではなく、一般女性の平均より遥かに大きいと思われる身長、おそらく180cmはあるだろう。  
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