僕の高校生活

39/41
前へ
/74ページ
次へ
 帰り道、五郎君と一緒に帰る。友人と帰るなんでもない日常の姿、昨日は女性だったが、僕にとっては、いままでとは違う日常となってきていた。 「じゃあ俺ここ右やから、じゃあまた月曜日な」 「バイバイ」  僕たちは、手を振り別れを告げる。そういえば、明日は土曜日か。 (することがないな……)  孤独を再び思い出し切ない思いになった僕は、うつむきながら自宅を目指すのであった。  
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加