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その部活は、コミュニケーション部というものだった。説明文には、最終的にコミュニケーションを取れるようになることが目的で、文化祭などでは演劇、英会話コミュニケーションなどを行うようだ。そんなことよりやはり、人とのコミュニケーションをとれるようになるのが僕を惹いた。コミュニケーションを取れないわけではない、しかし自分自身でなぜ友人がここまでできないのかは、自分でわかってない境地であった。それを知りたかったのであった。
しかし、そんな部活に五郎君は付き合ってくれるだろうか、彼はコミュニケーションは人並み以上にはありそうだ。そうなってくると、僕一人の入部になりそうか……。いままで、一人でだいたいのことはこなしてるし大丈夫だろう。
(五郎くんに部活について話してみよう……)
そんなことを考えて僕は、週末を過ごすのであった。
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