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「あの……、御奈さんこの前はごめんなさい」
僕は、なぜ帰ったか分からなかった、しかし後悔をしていた。だから僕は彼女に謝らなくてはいけなかったのだ。
「あ、ぜんぜん気にしていないのでいいですよ!」
(覚えてるってことは、やっぱり気にしているのか……)
そんなことを内で考えながら、歩みをそろえ学校へ進む。
「そういえば、御奈さんは部活決めましたか?」
僕は何気なく聞いてみたつもりだったが、御奈さんは表情が暗くなり返事を返さなかった。僕と同じく運動が苦手なのかもしれないと思い、
「僕も運動苦手なので運動部には入らないんですよ!」
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