僕のスタート

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「噛んだくらいいいじゃないか、こんな僕でも高校生にはなれたのだ、僕でも……」と、僕は自分の失敗を打ち消すべく独り言を呟く、誰にも聞こえないであろう小さな声で。  僕はその事がトラウマとなり、一日中誰とも話せずにいた。
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