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恋愛とは正反対に、仕事は順調で、
そのお陰で気持ちが分散され、なんとか毎日を送っていた
ただ、紀一に対する思いを紛らわせるために
私は男遊びが激しくなっていった
仕事帰りにクラブに行っては知らない男と一緒にかえり、一夜を共にする
中には付き合おうと言ってくる男がいたけれど、どうしても罪悪感が拭い去れなくて断っていた
それ以前に好きにはなれなそうにない男ばかりだったとも言えるけど
合コンに行くには誰とも時間があわなくて、私はぽっかりあいた穴を埋めるように会社近くのクラブに入り浸るようになっていった
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