不意

4/7
970人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
毎晩毎晩、気が付けば、彼に会うのが本当に楽しみになっていた そして私は意を決して彼に話かけてみることにした いつものように足音が近付いてくる 「お疲れ様です!今日もまだお仕事終わられないですか?」 毎度毎度ワンパターンの会話に、 「あの~!すいません!! 何歳なんですか?」 いきなり私はそう質問をした 「えっ!?」 急な質問に動揺したのか、彼は、変な声でそう言った 「だから~!何歳なんですか?」 「あっ…!?22歳ですっ!」 にっ…22歳!?
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!