告白

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机を軽く片付け、カッちゃんと共に会社を出た 言葉が上手くみつからなくて、無駄に壊れそうになるくらいに心臓がバクバクと音をたてている どうしよう この先、どうしたらいいんだっけ? カッちゃんは淡々と運転をしながら、黙ったまんま時が過ぎた あっという間にマンション前に到着し、 「また、後で」 カッちゃんは、今までに感じた事がないくらい 大人びたセリフを残し、去っていった 私は呆気にとられたまま、カッちゃんの走り去る車のテールランプをしばらく見つめたまま、その場にたたずんだ な、な、な、なんだ…これ
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