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いやー、さすがに焦ったよ。
何しろ、その男たち三人ともラグビー部みたいな体つきだったからな。
そして俺に気付いた瞬間、三人ともゆっくりこっちに歩いてきた。
「ああ?」
「なんだ貴様は?」
「俺らに何の用だ?」
ブサイクばっかじゃねーかと思いつつ、お口とお鼻にチャック。
え?なんで鼻にまでチャックをするのかって?
彼らねぇ、三人とも物凄い口臭してんだよ。
あれはもう……もはや一種の武器だったな。
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