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「あ、衛。あれ、さくらは?」 衛と呼ばれた男の子を見ると、あらまぁカッコイイ。 あっ。もしかしてこの子が、渚ちゃんが言ってた遠藤君かな? 「俺が欲しい本無かった。東堂は雑誌に夢中だったから置いてきた」 「衛お前なぁ。俺さくらを迎えに行ってくるから、先服見てて」 碧は多分遠藤君であろう男の子を置いて、さくらちゃんという女の子を迎えに行った。 「過保護すぎだっつーの」 遠藤君はそう呟くと、メンズコーナーへと歩いて行った。
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