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暇なようで刀を手入れしていると島が見え始めた。
そこは特に特徴が無かったが近づくと蜜柑畑のある丘が見えて来た。
ユリーは「よし、次は彼処に決めた」と呟いて舵を取り真っ直ぐ向かった。
数十分で上陸すると静かだった。
不思議に思うユリーだが特に気にせず村を進むと所々大きな傷が家に付いていた。
蜜柑の有った丘に向かうとそこには人の向こうには魚人族と呼ばれる種族が数多く存在した。
状況がわからないので近くにいた綺麗な女性を探し聞いてみる。...聞いたことを纏めると
・我々がこの島を占拠する
・ここに住んでる奴は金を払え
・文句ある奴は殺す
それなんてジャイアニズム?とユリーは心のなかで思った。
そして今最後の家の所に来たそうだ。が、大人一人に子供二人分のお金は払えなく、貸してあげられるほどお金が皆ないそうな。
それで困ってる、と言うことだ。
あれ?これって俺が払えばみんな事なきを得るんじゃ?
んーま、いっか!そうと決まれば即行動!
「オーイ!ただいまぁベルメール、ちょっと出掛けてる間にこんなことになってるとは...いやはやお父さんビックリだよ。えーと、うちの家族は娘二人に俺たちだから30万ベリーか。ほい魚人さんしっかりピッタリ30万ベリー確認して速くここから離れて欲しいね」
一人でマシンガントークをして30万ベリーの束を渡したらベルメールが何か言おうとしてしたので無色透明の水を操り口を塞ぐ
次は軍服を着て頭に風車つけた男がなんか言おうとしたが意味深に笑いかけると数瞬の間葛藤しこの場は引いてくれた。
渡された魚人が数え終わりリーダー格の魚人に報告した。
「よし、行くぞ!」
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