第1話

出逢い

～学校の玄関～
「おはよー。」
「おはよー。なつみ(泣)」
「どうした??」
「大毅と喧嘩したー。」
「喧嘩かぁ。」
「仲直り出来ないよー。」
「なつみに任せて!!」
「う…うん。」
「大毅ー。おはよう。」
「おはよー。」
「奈津美の生写真あげるから。響子と仲直りしてっ!(b^ー°)」
「奈津美の生写真かぁ。」
「欲しくないならいいけど…。」
「欲しいです。生写真かぁ。」
「じゃあ、響子と仲直りしてよね??」
「はぁ。解ったよ。」
「ありがとう))ﾆｺｯ」
今日は、最高の笑顔で言った。
「お…おう///。」
「大毅くん。顔真っ赤だよ？」
「そんなことない。じゃあ、放課後にな」「限定５人までねっ!!」
「はいはーい。」
「じゃあねっ。」
「おう。」

～教室にて～
「奈津美ー。どうだった??」
「うん?!あぁ。仲直りしてくれるって!!」「本当に??」
「本当だよ。」
「ありがとう(泣)」
「いいえ。ほら!!泣かないの!!」
「でも、奈津美のパワーってすごい!!」
「なんで??」
「悩みがなさそうだもん!!」
「そう？意外と悩みとかあるから!!ただ、言えないだけかなっ(泣)」
「ため込んだら駄目だよ！何の為の友達なのさあ!!」
「心配かけたくないからさっ。」
「心配かけていいの!!」
「奈津美のいけない所は、１人で解決しようとする所!!」
「ごめん。」
「((あっ!!新聞部に撮られた!!))」
「今…新聞部の河合先輩いなかった??」
「いた!!いた!!陸先輩に見つかったら…大変な事になるよ!!」
「だよね。陸に電話する!!」
「電話した方がいいよ!!」
「((電子音))」
「はい！もしもし」
「もしもし？陸?!」
「奈津美?!どうした??」
「新聞部の河合って解る??」
「解るよ！」
「写真撮られた。」
「はぁ?!」
「どうしよう。」
「今から、学校に行く!!」
「熱愛報道出すって言われた。」
「俺が止めておくよ。」
「うん。ありがとう。」
「おう。心配すんな!!」
「うん。じゃあねっ。」
「おう。」
「切るねー。」
「おう。」
(朝からラブラブですなぁ。)