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「あんたらはこの通路を通って外に出な。私はやるべきことがあるんだ。これを持っていたら外の様子が分かる」
少女は、ロッドに水晶玉みたいなのを渡しながら何処か行こうとしている。カンヤは慌てて
「どこ行くんだよ!お前も逃げたらいいだろ?なんで俺らを助けたんだ!」
すると少女は、後ろを振り向いた。その顔は、僅かだが悲しみがあった。
「……私が『異端』だからよ。さっさと行け馬鹿ども」
そういい少女は二人を隠し扉にいれさせようとする。カンヤは、まだ抵抗をしているが、ロッドは少女の意思が分かったのか、カンヤを抱えて、隠し扉に向かおうとし
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