第1話

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「早速だが君たちには仕事に取りかかってもらう、伊達君も実戦から仕事を学ぶんだ、よろしく頼むぞ梁川!」 「はい」と言ったが梁川の「了解です」の声に邪魔され課長には聞こえて無いだろう 「これは一昨日に住民から寄せられたものだ、詳しくは住民課から聞いてくれ」 「わかりました」と梁川が言うのを聞いているとすぐに伊達君行くよ!と声が飛んでくる。 まったく仕事熱心なことで… 真新しい庁舎を歩きエレベーターで五階から一階まで降り梁川と共に住民課まで向かっていると他の職員が俺を見て噂話をしている、まあ仕方ないか… 「あんまり気にしないほうがいいよ、新人がうちの課に配属されるのは初めてだから皆気になってるだけ、すぐにおさまるよ」梁川が励ましてくれた
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