第1話

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……………………………………………………………「この箱はなんですか」 梁川が当たり前な質問をした 「どちらの箱にも表が入っていた、どうも現金取り引きの明細書みたいでな」住民課長が深刻な顔をする 「その明細が俺たちの仕事に関係あるんですか」俺は疑問をぶつける 住民課長は俺の生意気っぽい【俺はきちんとしたつもりだが】口調に目をすこししかめながら 「額が大きいから相談してみただけだが、見てみる価値はあるぞ」 渡してきた明細を見た梁川が呟く「一億ね…」 梁川が続ける「わかりました、調べてみます、ありがとうございます、行くよ伊達君!」
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