0人が本棚に入れています
本棚に追加
「おはぁょ…。」
《セクシャル》の分厚くて黒い扉を開け店内に入るミヤ。
開店前とあって店の中では着替えをする女の子達で溢れていた。
それぞれが透けまくったスリップを身に付けている。
その透けた中にはショーツのみでトップレスの子もいれば
ごくわずかにブラジャーを付けている子もいる。
ブラジャーを付けている子は基本的にお触りは禁止。
ミヤは後者のブラジャーを付けていた。
無論、トップレスでお触りがある方が時給がかなり高い。
しかし、ミヤは好きでもない男達とディープキスをしたり
触られるのがどうしても嫌だった。
怠そうにカウンターの隅で壁に寄りかかりながら座る女の子に近くミヤ。
「理絵、おはょ。マジ酒抜けない…。
つーか、昨日の記憶なくて…。
何かヤバい事あった?」
ミヤが話かけた彼女は友達の町田 理絵(マチダ リエ)19歳。
ミヤが朝まで一緒に飲んでいた1人だ。
最初のコメントを投稿しよう!