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クラスに向かう途中に千晴を見つけた、
「おーい、千晴何クラス?」
「ん?Sクラスだよ」
「え、まさか特待生……?」
「そうだよ、稔君は違うの?」
「いや、俺も特待生でSクラスだ、一緒に行こうぜ!」
「うん、行こうか!!」
千晴と一緒にクラスに行く、
うん、やっぱSクラスなだけあってあちらこちらに可愛い子ちゃんやイケメンくんだらけである
千晴も負けないくらい可愛いけどな!!
千晴はいいんだよ、可愛いから、だがここで平凡な俺がはいったらどうなる………
うわ、想像できるわ―
ヤバイ、入りたくない
「あれ?稔君入らないの?」
いや、この中にはいったら確実に浮くって、絶対浮きまくるっ
「入らないの?」
何か、千晴に黒い影がかかった気がするのは気のせいだよな―、さ―入ろうか―
ガラッ
何か、皆こっち見てるよ、注目の的だよ
「誰だろ…あの人達」
「編入生かな…」
「可愛いな…あのちっちゃいの…」
「隣のもいい線だな…」
なんか、ひそひそ聞こえる―、まぁ、席にまずつこう
席は……おっと後ろは千晴か、なんだこのクラス、た行いないのかよ(笑)
周りの声を気にしながら千晴と喋っていたら、
「おまえら、席つけ、HR始めんぞ」
「「きゃぁぁぁぁぁぁあ」」
「先生~~今日もカッコいいです!!」
「今夜空いてますか!?」
「ホストきた―――」
「黙れ、それとホストっていったやつ成績1な」
「何で、おれだけ!!??」
俺らの担任はホストでした、いや、どう見ても教師ではないだろう
歌舞伎町にでもいそうだな
そのあとは、軽く自己紹介をすませHRは終わった
早くないかって?それは我らがホスト教師海藤冬夜(かいどうとうや)先生が面倒くさがって早めに終わらせたんだよ♪
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