晴文体祭!!

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けして短くは無くかといって長過ぎるわけでもない黒のスカートに純白のフリルのエプロン カチューシャのサイドにはリボンをあしらえて、あれは……黒のサイハイだな 山さと……グッジョブ!! 「何かやらかしたんですか?山さとさんは」 不意に後ろから声がし振り返ると着物にエプロン姿の柊がいた 明治の頃の喫茶店の店員みたいだな……山さと、お前いい趣味しすぎだな 雰囲気といい格好といい全て柊にマッチしてるよ 「あぁ…何と無く察しました 稔さんの格好は……学ラン?ですか」 「疑問系はつけなくていい……柊は着物か、よく一人で着れたな」 「まぁ、はい、幼い頃から着ているので…」 そんな御家柄の家に住んでみたいな、一日くらいでいいから
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