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『じゃあ、抽選するから逃げ切れた人はステージに来てね!』
とりあえず柊を引っ張ってステージへ行く
柊、そんなに嫌そうな顔をするんじゃない
『そんじゃ、くじを引いてね、そのくじに書いてある人とデートできるよ
、
書いてなかった人は残念☆』
若干会計みたいなしゃべり方にイラつきながらくじの順番をまつ
お、柊の番だ
さてどうなるのか
『おぉーと、誰かの名前が書いてあるぞ…これは……西円寺由乃、副会長様だぁぁぁぁ!!』
うわ、なにあの柊の絶望的な顔
外に出ろって言ったときよりもひどいぞ
『さて、デート券も残すところあと三枚、どうなるのでしょうか!』
お、俺の番か
三枚しかないんだ、当たる確率は少ないな
ボックスに手を入れ一番始めに触れた紙を取り出す
何か書いてあったような…気のせいか、気のせいだな
『これは……緋敷龍斗、会長様だぁぁぁぁぁ』
気のせいダヨナ―
………何でだよぉぉぉぉぉぉ!!
なに?神は俺を見放したの?そうだよね?
よりにもよって会長とか…見るからにあれじゃん、逆らえないじゃん
はぁ……憂鬱だ…
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