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後は割愛♪
だって俺が淡々と歩いているだけなんてつまらないだろ?
やがて派手ではないが高級感溢れる扉が見えてくる
あれか?理事長室は…
無駄に高そうな扉の上にはプレートに金の文字で
“理事長室”
と書かれている
まぁ、入りますか
トントン
「入りなさい」
扉を開け、部屋に入る
「お久しぶりです、佐伯さん」
「随分と会ってなかったね、稔君も大きくなったね」
はい、この学園の理事長様はなんと父さんの弟、つまり俺の叔父さんな訳なのです!!
そこ、王道とかいうな
よくある話だ
佐伯さんは、事業を立ち上げ成功させたすごい青年実業家であり、この学園をつくった人であり
……まぁ所詮イケメンとやらだ
いつ見てもカッコいいっすね佐伯さん!!
「早速だけど学園の説明に入ってもいいかい?」
そう促されて、ふかふかのソファーに座る
「まぁ、パンフレットを渡しておくからそれを見て理解してね」
といってパンフレットを渡される
「あとは…そうそう、学生証の説明だね」
佐伯さんはそう言うと一枚のカードを差し出してきた
「このカードは学生証だけど、これでお金を支払ったり、鍵が開けれたりするから無くさないようにね」
でたな、王道カードキー
何かケースでも作ろうかね…
「じゃあ、説明は終わり、寮の部屋は寮長に聞いてね、それじゃあ……まぁ、頑張ってね」
「え?あ、はい失礼しました」
何故最後応援されたんだろう?
とりあえず、寮に向かおうか
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