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ヒナの口からぽんぽん出てくるヨコとの惚気話。
俺がせっついたんやけど、やっぱりダメージがでかくてぐったりしてまう。
「あ！雪や！雪降っとる！」
ヨコがどんだけかっこよくて優しいか一通り話してすっきりしたヒナは、キラキラした目ぇで窓に駆け寄った。
「冷える思たら雪降ってたんや」
俺もベッドから窓越しの雪景色を眺めるてると、窓際で大袈裟に天を仰ぐヒナが目に入る。
「うわーっ！スタッドレスにしてへんわぁ！」
「気ぃつけて帰れよ、お前が入院したらホンマに洒落にならんわ、うちの会社」
「なにゆうてんねん。すばるの穴埋めんの、めっちゃ大変や！また来るからな。」
ああ、ヒナ。
好き。めっちゃ好き。
「今度はエ○マグラ買うてきてんか」
「なんじゃそら！？」
「ヨコに聞け」
「んー、わからんけど、わかった」
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