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桂/まあ、オーナーとは東京に引っ越してからの付き合いだし、まだ引っ越してきたばかりで新しい学校に馴染めない時に励まして貰ったり色々と良くして貰ったよ。
今でもオーナーには頭が上がらないよ。
アキラ/そうなんだ。
桂/そういえば最初アキラと再会した時全くわからなかったし、髪型があの時の面影が全くなかったから、いつから髪伸ばしたの?
アキラ/ああ、髪は桂が転校してからかなかな。
お前は男だと思ってたみたいだけど、いつか再会した時のために伸ばしたんだよ。
まあ、再会はできたしね。
最初わからなかった見たいだけど、女らしくなっただろ?
桂/あ、うん。
アキラ/なんだ、その返事は?
もっと感想あるだろ?
桂/うん、可愛くなった。
俺がそう言うとアキラは赤面した様だった。
アキラ/そ、そうかな?自分ではあんまり自覚無いんだけど。
桂/まあ、アキラは昔から少し怒りっぽいけど根はとても優しいし、気配りできる。
そんな君が幼馴染として誇りに思うよ。
アキラ/よ、よせよ。照れるからやめろって。
(桂にそんな事言われたら私どうしていいかわからないって)
この一件から彼女の様子が変になったのに気づくのはもう少しあとの話である。
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