第二章/家出中?

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翌日、なんかインターホンの音が鳴り目が覚めた。 時計を見ると、まだ朝の8時。 桂/ったく、こんな時間から誰だよ~ そう嘆いて玄関の扉を開けると……… アキラ/よう、きてやったぞ。 桂/へっ?あ、アキラ? なんで、ウチに? ってかなんで住所知ってんの? アキラ/一気に質問するなよな。ってか玄関先だと近所迷惑だから一応、居れてくれるかな? 桂/ああ、悪い。何も無い家だけど入って。 アキラ/お邪魔します。 へぇ~ここが桂の家か~ お前、昔っからこういうの好きだったよな? 部屋に入るなり、いきなり俺のアニメや特撮関連のBlu-rayを漁り出した。 桂/朝っぱらから家に押しかけていきなりアニメのBlu-ray漁りですか。 ってかいきなりどうしたんだよ。 よくここが分かったな。 アキラ/住所はオーナーに聞いた。 本当は駄目なんだけど、桂とは幼馴染だから教えてくれた。 桂/そうですか。俺にはプライバシーというものがないんでしょうか? アキラ/いや、私には特別に教えてくれただけじゃないかな? まあ、ここに来た理由は家出して来ました! 桂/はぁ?家出ってあの家出だよな? アキラ/ああ、そうだよ。 桂/急になんで? アキラ/まあ、私にも色々あるし。 だから、桂お願い!家に泊まらせて。家事は何でもするから! 彼女は哀願するように頼んで来た。 桂/まあ、いいよ。どうせ一人暮らしだし。 アキラ/有難う!やっぱり頼れる幼馴染はちがうな! ちょっとそこのソファ当たりでくつろいでて。あ、冷蔵庫の中のジュースとか勝手に飲んでいいから。 アキラ/それはわかったけどどこ行くんだ? 桂/いや、着替えて来るだけだよ。 アキラ/あ、そっか。そういえばスウェットのままだったね。 そういう事なら了解。
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