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翌日、なんかインターホンの音が鳴り目が覚めた。
時計を見ると、まだ朝の8時。
桂/ったく、こんな時間から誰だよ~
そう嘆いて玄関の扉を開けると………
アキラ/よう、きてやったぞ。
桂/へっ?あ、アキラ?
なんで、ウチに?
ってかなんで住所知ってんの?
アキラ/一気に質問するなよな。ってか玄関先だと近所迷惑だから一応、居れてくれるかな?
桂/ああ、悪い。何も無い家だけど入って。
アキラ/お邪魔します。
へぇ~ここが桂の家か~
お前、昔っからこういうの好きだったよな?
部屋に入るなり、いきなり俺のアニメや特撮関連のBlu-rayを漁り出した。
桂/朝っぱらから家に押しかけていきなりアニメのBlu-ray漁りですか。
ってかいきなりどうしたんだよ。
よくここが分かったな。
アキラ/住所はオーナーに聞いた。
本当は駄目なんだけど、桂とは幼馴染だから教えてくれた。
桂/そうですか。俺にはプライバシーというものがないんでしょうか?
アキラ/いや、私には特別に教えてくれただけじゃないかな?
まあ、ここに来た理由は家出して来ました!
桂/はぁ?家出ってあの家出だよな?
アキラ/ああ、そうだよ。
桂/急になんで?
アキラ/まあ、私にも色々あるし。
だから、桂お願い!家に泊まらせて。家事は何でもするから!
彼女は哀願するように頼んで来た。
桂/まあ、いいよ。どうせ一人暮らしだし。
アキラ/有難う!やっぱり頼れる幼馴染はちがうな!
ちょっとそこのソファ当たりでくつろいでて。あ、冷蔵庫の中のジュースとか勝手に飲んでいいから。
アキラ/それはわかったけどどこ行くんだ?
桂/いや、着替えて来るだけだよ。
アキラ/あ、そっか。そういえばスウェットのままだったね。
そういう事なら了解。
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