第一章/たいが~

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とりあえず場所が場所なのでアニメやゲームなどのタイアップ機しかなかったが、 俺は某ロボットアニメのタイアップ機を打つ事に。だが、全く当たらず。 もう今日は駄目そうなので、パチンコ店を後した。 まあ少しの負けで済んだのは良かったかな? そうして、店を後にすると、俺は一人のスーツを着た女性に声をかけられた。 女性/あのすみません。 桂/なんですか? 女性/あの、もしかしてなんですが、真宮桂さんですか? 桂/そうですが。 女性/や、やっぱり! あなたがパチンコ店から出てきたところを見かけてね。 いや~外見は中学時代とあまり変わってないね~ あ、もしかしてお姉ちゃんのこと忘れちゃった? 桂/いや、そんなことは…… 明日香姉さん。 彼女の名前は冴島明日香。 俺が都内に引っ越してからの幼馴染でお姉さん的存在だった。だが彼女は大学をでた後、住んでいた街から引っ越していて、3年近く会っていなかった。 桂/よく、俺だって分かったね。 だってさん年ぶり位だろ? 明日香/いや~、桂を忘れるわけないじゃないの。 立ち話もなんだからこれから私とお茶でもしない? おごるからさ。 桂/まあ、大丈夫だよ。 明日香/ありがと。 それじゃ行こうか? そう言われて姉さんに連れてこられた店が普通の喫茶店ではなかった。
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