第一章/たいが~

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そして初出勤の朝。 俺は早めに家を出た。 電車を使い帝葉原の駅に着くと、アキラさんに声をかけられた。 アキラ/よう、桂じゃないか、 お前も出勤か? 桂/アキラさんでしたっけ? アキラ/お前なに言ってるんだ? 私たちそんな間柄じゃないだろ? 堅っ苦しいのは無しにしよう。 アキラさんはフレンドリーというか悪く言うと馴れ馴れしいというか、まあ悪い人ではなさそうだけれど。 桂/でも、知り合ったばかりですし。 アキラ/ハァ?お前本気で言ってるのか、どうしちまったんだよ。 私だよ、雛跟アキラだよ! 桂/そう、言われましても、あ、店につきましたね。じゃあオーナーに挨拶しなきゃいけないんでまた、後で。 アキラ/私を無視とはいい度胸してやがんな。後でヤキ入れてやんよ! 一方、店内では。 杏子/そういえば、今日からなんですよね?彼。 明日香/ああ。 夜空/アキラ、張り切ってましたよ。 明日香/ああ、偶然の再会って奴だからな。 まあ、私もそうだったが、私よりも間が空いてたらしいしな。 夜空/オーナーも彼とは幼馴染なんですよね。でも、彼女とは雇う前には面識はなかったんですか? ああそうだ。私がスカウトした。
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