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桂/おはようございます。
今日から宜しくお願いします!
明日香/待ってたぞ。なんだ。アキラも一緒だったか。
アキラ/駅で一緒になったんだよ。
夜空/桂くんってアキラと幼馴染だったんだよね?
桂/えっアキラさんと俺が?
アキラ/当の本人は忘れてるみたいだがな。
桂/アキラさんが………
う~ん思い出せない。
アキラ/仕方ないな。
そう言うと彼女は俺の背後にまわり、
桂/あの何を?
アキラ/いや、思い出してもらおうかなって。
そして、彼女は俺の首に腕を回しはじめた。
桂/ま、まさか…
アキラ/そのまさかだよ。
そう、スリーパーをかけられた。
桂/ぐえっく、苦しい…………
苦しい反面、俺の頭の片隅にあった記憶が蘇ってきた。
そう、小学校まで一緒にいた男友達、そいつもスリーパーをよくかけてきた。
万力のように力を入れられ
、加減を知らない奴だった。
確かそいつの名前もアキラだった………
桂/ぐえっげほげほっ
も、もしかしてアキラさんってあのアキラ?小学生まで一緒に遊んでいた
アキラ/そうだよ、最初に気づけよな。
桂/いや~俺の中ではアキラは完全に男だったから。
杏子/アキラさんは女の子にもモテるもんね~
アキラ/お前らな~
桂/でも、悪かったな、きづいてあげられなくて。
アキラ/いや、いいよ。結果的には思い出したろ?
桂/そうだけど。
明日香/思い出話もそこまでだ。
もう、開店準備始めるぞ。
一同/はい。
明日香/アキラ、今日から一ヶ月、桂に仕事を教えてやってくれ。
アキラ/私がか?
明日香/お前以外に適任が居ないだろ?
アキラ/確かにそうだけど。分かったよ。
明日香/頼んだぞ。
アキラ/今日から一ヶ月みっちり仕込んでやるからよ!
あ、それと文句は言わせないからな。
桂/あ、ああ。まあ、最後はアレとして宜しく頼むよ。
アキラ/ああ。
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