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「ふぅ………どうやら、俺達だけで守り切れたみたいだな。」
周囲にもう魔物達がいない事を確認した後、ジャスティスは言った。
周りの騎士達は息を切らして地面に座り込んでしまっている。
「第一派は防ぎ切れた……が、第二派もこうたやすくいけばいいがな。」
ジャスティスの隣について言ったのは、先程指揮をとっていた小隊長だった。
「お前は集団戦闘にずいぶん戦い慣れていたようだが……。」
「アリットでは日常茶飯だったからな……って、あぁ!アンタ!」
小隊長の顔を見るなり、ジャスティスが声をあげてその顔を指差した。
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