1章真夜中の烈戦

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「かっこいい人でしたね。」 「そうかしら、私は微妙かな。」 「?なんで?」 「うーん……なんでかしらね。」 シリアとメルのつぶやきは、どうやらエルクには聞こえてなかったようだ。 その時……また、ズン……ズン……と地震のような音が周りに響いた。 「すぐに陣を立て直せ!!気を引き締めろよ……。」 エルクの言葉に、騎士達が瞬時に陣を立て直す……ジャスティス達もすぐに持ち場についた。 「……おいおいマジかよ。」 「嘘……。」 ジャスティスとメルが、目の前に見えてきた魔物の群れを見て思わずつぶやいた。
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