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「こ、後退、つってもよ……。」
後ろの後方部隊までの距離は相当ある……はたしてこのまま後退してたどり着くだろうか。
「ジャスティス!」
「えっ?のわっ!!」
メルの叫び声で気付き、ジャスティスは後ろから飛びかかってきた巨大バッタにショットガンを撃ち込む。
ほんの一瞬思考を巡らせただけなのに、危うく隙をつかれる所だった……。
「数が減らねぇ……何か、何かねぇのか?魔物をせめて半分まで削るような、大きな力……。」
その時だった。
ドクン……ドクン……と鼓動するようにジャスティスの右腕が反応したのだ。
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