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ジャスティスは、はっとなって右腕を見た……余りにもなにもないためか、自分がグールであると言う事を忘れてしまうほどだったが……。
「これが使えれば……。」
そうすれば、魔物を一掃する事が出来るのではないだろうか。
あの時、アルトミリオンでのあの時のグールを、ジャスティスは思い出していた。
自分はどうやってあのグールを殺した?
何故かそこだけポッカリと穴が空いたように思い出せない。
「ちょ、なにボサッとしてんのよ!」
メルが言うのも聞かず、ジャスティスは右腕を、じっと見つめていた。
そう……例えばだ。
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