2章覚醒

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「魔物が同じ方角からきている事を考えるに、恐らく魔物を生み出している元凶が、そこにあるはずだ。」 あれから少し経って……エルクはジャスティス達乙女の騎士団と、数人の若い騎士達を率いて作戦会議を開いていた。 「元凶……?」 エルクが連れて来た赤い髪の女性が言う。 最初、ジャスティスは彼女を見るなり目を疑ったものだ。 「え?め、メル?」 「は?」 そう……エルクが連れてきたこの女性、とてもメルにそっくりなのだ。 赤い髪をポニーテールにしてるのも、長剣を使うのも同じ……顔の雰囲気まで似ていた。
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