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「で、高杉。銀時は本当にここに居るのか?」
あの後拠点地を空にすることは危ないと判断し高杉、桂、坂本、銀時の隊の代表メンバーで歩き続けていた。
ピタリと止まった高杉に桂が不安げに声をかける。それもその筈目の前には大きな船艦が離陸していたからだ。
「あぁ、天人の情報だと銀時ィはここに居るの筈だ」
と疑いなしに言う高杉に
「少しは、高杉を信じてもよかろう?確かにこの船艦からは不気味な空気がプンプンするぜよ」
といつになくしんみりと言う坂本に誰かがゴクリと喉を鳴らした。近い内に起きるだろう戦いにざわめきだす隊のメンバー。
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