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「ったく… また高宮は遅刻か」 担任は不機嫌そうに言う 高宮真一 私の後ろの席の男の子 黒髪でつり目、顔は整い過ぎてるといってもおかしくないぐらいのイケメン。身長は175ぐらいの高身長。 彼は毎日、毎日、学校を遅刻しているし 来たと思ったらずーと授業中は寝てる。 昼休みはどこに行ってるのかわからないけど、いつもいなくなり五限の途中に帰ってくる。 提出物もださなければ先生の言うこともあまり聞かない。 まさに 超がつくほどのマイペースで気まぐれで猫っぽい男の子。 「 HR終了、解散。 」 この担任の声と同時に私の友人の【大橋早希】が近づいてくる。 「結衣。また猫君遅刻だね。単位大丈夫なの…?」 高宮真一はその猫っぽさから色々な人に猫くんと呼ばれてる。 もちろん。結衣も猫くんと呼んでいる。 「そんなこと私に聞かないでよ。」 そっけなく答える すると早希は驚いた顔で 「えっ?? あ、そっか!昨日結衣休んだんだっけ!担任が猫君の面倒見係を作るって言って 前の席のあんたが選ばれたの」 「はい?」 なにそれ… 聞いてないんだけど… 「ちょっと職員室いってくる」 結衣は慌てて職員室に向かった。
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