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BOOKMARK①
ここまで読み進めてくれてありがとう。そろそろ活字に疲れてきたころだと思うし、ここら辺で少し休憩するのもいいかもしれない。
幸いにしてしおり代わりになるものが手に入ったので使ってほしい。
攻略班のカメラマン、南瓜坂が納めた1枚になるが、なんでも制服を着たことがない彼女のために、みんなが持ち寄った際に偶然撮れた1枚のようだ。
3人の衣装は自前だが、彼女の制服は彼女の友人である人物が、そういう趣旨ならばと学校から借用したものだとか。
いつかはその制服に身を包み、この1枚と同じようにみんなが黄昏の帰路を歩いて帰れる日が来るといいが・・・。
【追悼】
これがまさか南瓜坂の最後の仕事になるとはこのときは思ってもみなかった。カメラを携えクエストへの取材を敢行するという申し出を、あのときどうして止めなかったのか、今となっては遅いが悔やむことしか出来ない。
今までの働きに多大なる感謝の意をここに表明する。
(2章以降は別絵師さんのイラストが掲載予定となります)
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