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二階に上がり少し歩くと、シュバルツさんは一つのドアの前で立ち止まった
「ここが君の新しい部屋だよ。中を見てごらん。」
「…」
ドキドキしながら、中を覗いてみる
「うわぁっ…ここ、僕が住んでいいんですか!?」
パッと顔を明るくさせると、部屋を見渡す
まるで貴族が住むような豪華で気品のある部屋だった
部屋にある家具は、どれも簡単に手が届きそうなものではなかった
これからはこのフカフカなベッドの上で眠るんだ……
「気に入ってくれたようでよかったよ。そこのクローゼットの中には、特注しておいた君の服が入ってるよ。どれでも好きなのを着るといい。夕食には、君の晴れ姿が見れるのを楽しみにしているよ。」
ニコッと笑うとシュバルツはその場から出て行った
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