359人が本棚に入れています
本棚に追加
玲奈は、悠と一に、俺のサプライズ結婚式を企ててくれた
──紗英の親友……。
であり、悠とデキてたはず……というコトは、
「俺、玲奈と付き合ってるんで、流れで」
そう、なるよな。
油断してた
玲奈の存在すら頭の片隅にもなかった……。
協力してくれたというのに。
────紗英のコトしか。
だから、悠が現れた時は、不審感が勝った。だけど、本当に、手伝ってくれるという悠の言葉を信じたけれど
はたして、
────本当にそうと言い切れるのか?
斗真の言葉を紗英が聞き、それを紗英が玲奈に話、そして玲奈が悠に話、──俺に伝わった。
というコトは────。
静かに、冷静に、
俺は口を開いた。
「オマエ、──明日から来なくていいぞ」
「は!?」
反対だって、──ありえるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!