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「どこって1階。そろそろオカンも夕食作り終ってるやろうし!」
「えっ、もうそんな時間?
ヤバっ!まだ空明るいからわからんかった!」
手櫛で髪を撫でながら沙知も立ち上がる。
「そりゃ明日から7月なんやし、日も長いやろ。
それに、もうそんな慌てる間柄でも無いやろ?
沙知の分の夕食も出来てるみたいやから食って帰りや」
「マジで?大ちゃんのお母さん最強やね!」
「最強の意味がよくわからんけど、とりあえず下に降りるぞ!」
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