第一章 プロポーズ

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「どこって1階。そろそろオカンも夕食作り終ってるやろうし!」 「えっ、もうそんな時間? ヤバっ!まだ空明るいからわからんかった!」 手櫛で髪を撫でながら沙知も立ち上がる。 「そりゃ明日から7月なんやし、日も長いやろ。 それに、もうそんな慌てる間柄でも無いやろ? 沙知の分の夕食も出来てるみたいやから食って帰りや」 「マジで?大ちゃんのお母さん最強やね!」 「最強の意味がよくわからんけど、とりあえず下に降りるぞ!」
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