第一章 プロポーズ
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どうやら俺は神経質らしい。 昔からそうだった。 リモコンの位置、テレビの向き、扇風機やゴミ箱の位置など、自分の決めた状態じゃないと落ち着かない。 2008年6月30日。 この日の俺は、彼女が乱した単行本の順番を並び替えていた。 「はぁ~、なんで4巻と5巻の間に6巻を入れるねん……考えられへん」 舌打ちをしながら本棚を整理する俺の名は中田大介。 今年で25歳になる。
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