第2話

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キルリ達が持って帰り、ユーロと クリームが調理した熊の肉料理は 好評だった。 誰も夫婦が瞬殺して手に入れた食 材とは思ってないようで…口々に 大変だったんじゃないかとユーロ に言っている。 ユーロとしても熊を狩ってきた弟 にため息の嵐だ。あと、その旦那 にも。 「山に行って熊を狩るヤツがいる のか?」 「キルリだぞ。 あり得なくないだろ?」 クリームに言われ、ユーロはそれ もそうかとやっと、納得した。 あの弟にしてあの旦那あり。 そう思った時、肩を叩かれ、ユー ロが振り返ると…子郷先生とネリ ネさんが立っていた。 何事かと首を傾げれば、2人は笑 顔で口にした。 「熊の肉、美味しかったよユーロ 先生。大変だったんじゃないか? 」 「ご馳走さまです 大丈夫でしたか?」
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