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キルリ達が持って帰り、ユーロと
クリームが調理した熊の肉料理は
好評だった。
誰も夫婦が瞬殺して手に入れた食
材とは思ってないようで…口々に
大変だったんじゃないかとユーロ
に言っている。
ユーロとしても熊を狩ってきた弟
にため息の嵐だ。あと、その旦那
にも。
「山に行って熊を狩るヤツがいる
のか?」
「キルリだぞ。
あり得なくないだろ?」
クリームに言われ、ユーロはそれ
もそうかとやっと、納得した。
あの弟にしてあの旦那あり。
そう思った時、肩を叩かれ、ユー
ロが振り返ると…子郷先生とネリ
ネさんが立っていた。
何事かと首を傾げれば、2人は笑
顔で口にした。
「熊の肉、美味しかったよユーロ
先生。大変だったんじゃないか?
」
「ご馳走さまです
大丈夫でしたか?」
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