第2話

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「昔のキルリ先生?」 「ああ…まだ自由だったあの時の キルリは本当にイタズラ盛りで… 凄かったな…今は難しいみたいだ が、風で竜巻を起こして母屋に穴 を空けたりな…」 「想像つかないです」 「つかないな…」 考えるような顔をする子郷先生と ネリネさん。 今のキルリでは難しいだろう…そ んな茶目っ気はキルリにはもう、 無いと言うのか、控えていると言 うのか。 見なくなった。 「昔はおてんばいたずらっ子だっ たが…家庭を築くとは」 フッとユーロは笑った。 それに釣られる様に子郷先生も笑 う。
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