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いや、だって恥ずかしいし。
というか、さっきまでのほのぼのシーンからいきなりのシリアスとか、高低差半端ないじゃん。
エンパイアステートビルの高さだぜ!
…………いや、ほんと何考えてんだ自分?
「……まあ、つまりは難しく考えすぎるな、っていう話だ」
キョトンとしていたアリア姫だったが、それを聞いて笑顔になる。
「……そうだよね。せっかくヒュウガ君がこの世界に来てくれたおめでたい日なのに、王女の私がこんなじゃ示しがつかないしね。ありがとう、ヒュウガ君」
「別に俺はお礼を言われるようなことはしていない」
いや、ホントに。
ちなみに、『俺』と『お礼』が韻踏んでると思った奴は俺と同類だ。
「あれ?よく考えたら『俺』と『お礼』が韻踏んでるよ!おもしろーい!」
「アンタも同類かよ!!」
訂正。「俺『達』と同類」だ。
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