第一章 王城にて

7/10
前へ
/19ページ
次へ
「同類って………、まさかヒュウガ君も同じこと考えてた?」 「………ああ」 「「ふっ……あははははははっ!!」」 下らないことだが、その後俺達は顔を見合わせて笑った。 そして、どちらからともなく握手をした。 「じゃあ、改めて自己紹介するね。私はアリア=ヴァーミコット。アリアって呼んでね?」 「俺はヒュウガ=ハチジョウ。よろしく、アリア」 俺の握った手は、他の女の子と変わらない小さな手だった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加