序章 神様との邂逅

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「なぜも何も、ただのコイゴコロです」 「恋心?」 「故意心です」 「それは悪意って言うんだぜ神様」 「おや?私を神だと認めるのですか?てっきり信じないものと思っていたのですが」 「信じるも何も、他人の部屋に不法侵入して、遊びで空間をつなぐ?とかやり出して、人の心を読めるやつが神様じゃなかったら恐ろしいわ」 小声で「まあ、性格的には気儘な悪魔っぽいけど」と付け足す。 パコン! 「いでっ!」 もう片方のスリッパも飛んできた。 ヒュウガ は トイレスリッパ【神級】 を 手に入れた! いや、要らねーよこんなもん。 「装備しますか?」 「しねーよ。というか、さっきからサラッと心を読むな」 「違いますよ。スルッと心を読んでるんです」 「どうでもいいわ!!」 にしても、全然表情変わらないなこの神様。何考えてんだかまったく分からん。
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